東京ボブディラン

彷徨い続ける永遠のニセモノ東京ボブ・ディラン

常々パブでボブ・ディランの音楽が演奏されているのを聴いてみたいと考えていた東ボブだが、そんな機会にも恵まれず、結局自分でおそれおおくも御大ボブ・ディランのなりきりバンドとして1992年頃より活動をスタート、ジャンルは、ヅラロック。
当初はオフィシャルのスタジオヴァーションやライヴヴァージョンを忠実にコピーするスタイルだった。

1994年2月ボブ・ディラン来日

バンドのメンバーは変化しつつも都内で地道にライヴ活動を続け、 1996年よりバンドはジンタの前身である豊島ホークスになる。
この頃から当初の忠実コピーのスタイルはだんだんと消え、バンドのメンバーのアドリブを重視する方向へと変化して行く。

1997年2月ボブ・ディラン来日

この時の御大のスーパーペンペケギタープレイに深い感銘を覚えた東ボブはすぐにマネしたが、今だに未熟。
同年9月、東ボブ初の野外ライヴを行う。
場所は新宿駅東口「新宿ステーション・スクエア」、出演者は東京ボブディランwith 豊島ホークス、高田渡、シバ、西岡恭蔵、加川良、 マイ・ペース他。

現在では恒例となっているが、東京ナイトと称して他のアーティストのなりきりバンドと共演をするイベントを開始したのもこの頃から。
今までに東京ドゥービーグルスさん、東京キャロルキングさん、東京ザ・バンドさんなど豪華な顔触れの方たちと共演。
これによって、東京を名前の前につけることがすっかり定着する。

1999年、東京アルバートグロスマンこと私設ボブディランミュージーアム館長と出会う。
2000年、苦楽を共にしてきた豊島ホークスが解散することになり、新たにNEVER MENDING TOUR BANDを結成し、同年12月に初ライヴ。
メンバーはペダルスティールギターにバッキー清水氏、ベースギターに永見仁氏、ドラムスに高橋良昌氏、エレキギター・アコースティックギターに川上純一氏、ピアノ・シンセにミヤケンこと宮沢賢二氏というラインナップ。
この頃から東京ボブディランのライヴを隠し録りしたブートCDが出回るようになる。

△このページTOPに戻る

2001年2月ボブ・ディラン来日、調子こいて全公演追っかける。

あまりに素晴しい体験にしばらく呆然としていた東ボブだが、再びバンドは集まり同年7月にさっそく来日公演ヴァージョンも取り入れたライヴを行う(本物ボブ・ディランの東京公演には行かなかったのに、東ボブの東京公演は観に来たというかわった大阪からのお客さんに感謝)。
8/15(水)、文化放送「吉田照美のやる気MAN MAN」の「俺に言わせろ!」というコーナー(15:00〜15:30 、水曜日はみうらじゅんさん担当)で15分全般にわたり東京ボブディランが紹介される。
7/8高円寺でのライヴ音源も放送された模様。(みうらさん、館長に感謝) 8月25日、池袋のカントリーな酒場でシークレットギグを決行。

●9月発売のMONOマガジン( No.437)の中で、みうらじゅんさんによって東ボブのライヴCD(非売品)が紹介される。 (またもや、みうらさん、館長に感謝) 12月15日、新メンバーにマッギン白井氏をむかえ年末恒例の東京ナイトを高円寺ペンギンハウスで行う。
大阪のバンド、レイジーホースのヴォーカリストがる〜大島氏を勝手に大阪ニールヤングと命名させてもらいソロでゲストとして参加してもらった。
2002年1月26日池袋フリーフローランチにてバンドフルメンバーではないが、セカンドCD(非売品)の発表記念ライヴを行う。

●レコードコレクターズ誌2002年2月号の私の収穫2001の中で立見伸一郎さんによって東京ボブ・ディランが紹介される。

●beatleg誌2002年3月号の2001年のライヴの中で小沢大介さんによって2001年12月15日の東京ナイトの事が紹介される。

●レコードコレクターズ誌2002年3月号の鈴木カツのAny Old Time In Americaの中で鈴木カツ御大によってこれまた12/15のライヴの事が紹介された。(立見さん、小沢さん、鈴木さんに感謝) 2002年4月13日、6月発売予定の1stCDの為のレコーディングをBig Pink Recording Studio(大塚オレンジスタジオ内)にて行う。
歌も演奏も同時録音といういわゆる"男の一発録り"形式で行われ、殆どのテイクを1テイクか2テイクで録り終える。

△このページTOPに戻る

2002年6月26日 東ボブ1st album "The Midnight Special/夜のうた"発売

6月28日新宿ハートフォードカフェにてANY OLD TIMEレーベル主催でCD発売記念パーティーが開催され、東ボブは弾き語りで何曲か演奏する。 7月13日高円寺ペンギンハウスにてCD発売記念ライヴを行う。 <活字メディア関係でCD "The Midnight Special/夜のうた"が紹介される>

●ブルータス誌7月号の「ハートに響くこの名盤696枚を聴け!」の中でその1枚として、ジャケ写真付きで紹介される。

●STEREO誌7月号ではみつはし夏彦さんによって、ジャケ写真付きで紹介される。

●タワレコのレコ・ガイド誌「ミュゼ」のRootsコーナーに鈴木カツさんによる東ボブCD紹介文が掲載される。

●レコ-ドコレクター誌8月号「エトセトラ」欄にイラストレイター、漫画家でお馴染みの本秀康さんの東ボブCD紹介文が掲載される。

●ボブ・ディランのファンジンOn The Tracks #23にジャケ写真付き6行キャプションで掲載されたり、有名ボブ・ディラン関連サイトexpecting rainで東ボブサイトが紹介されたりと海外でも少しづつ知られるようになる。

●beatleg誌の9月号に、小沢大介さんによる東ボブ特集記事が3ページにも渡り掲載される。 小沢さんの音楽的にも一歩踏み込んだ文章にメンバー一同感激。

●ブリティッシュ・ロック月刊専門誌ストレンジ・デイズ9月号の「もっとフォークの話をしよう」のコーナーにジャケ写付きで紹介される。

●On The Tracks誌に続き、海外ファンジンThe Bridge#13に「Turning Japanese」と題しページの紙面約2/3のスペースで東ボブCDレビューが掲載される。

●宝島社VOW王国デラックスのみうらじゅんのちんぱいSPECIALというコーナーでみうらじゅんさんとの対談が掲載される。 2002年4月27日初の横浜公演をサムズアップで行う。 この時ムーチーズのボーカルでもある加地 睦さんがピアノで参加。

△このページTOPに戻る

2003年6月 東ボブ"Million Dollar Bash(another version)"が収録された
“May Your Song Always Be Sung: The Songs of Bob Dylan Vol. 3(BMG)”が 世界発売される

May Your Song〜Vol. 3ではRick Danko、Elliott Murphyなどの錚々たるメンバーに加えCruzadosというバンドの曲では御大ディラン本人がハープで参加もしており、ディスク上だが東洋系では初めての共演となった。
同時にアナログ盤も3枚組というかたちで発売された。 8月23日にこのCD発売記念ライヴを曙橋バックインタウンで行う。
北口博之氏をギターに迎え、東ボブ初のピアノ(シンセ)を何曲か披露した。

●MAGAZINE HOUSE社POPEYE NO.667のPOP*EYEのというコーナーでライヴレポートとともに紹介される。

●10月ヴァージンメガストアのフリーマガジンVIRGIN NO.37にボブ・ディランSACDシリーズ・リリース記念としてみうらじゅんさんとの対談が掲載される。

2003年12月31日横浜サムズアップで行われたカウントダウンライヴに憧れの友部正人さんとともに参加。
東ボブ&バンドで最初に1曲演奏後友部さんがバンドに加わり、ディランナンバーを5曲一緒に歌う。
2004年3月19日みうらじゅんさん原作の映画『アイデン&ティティ』のイベントがシネセゾン渋谷にてオールナイトで行われ東ボブ&バンドも参加し、数曲演奏した。
イベント出演者は、みうらじゅんさん、田口トモロウさん、峯田和伸さん、麻生久美子さん、大森南朋さん、マギーさん。

2004年3月28日 東ボブ live album "GREATEST HITS"がGOODDAYSレーベルより発売される
5月5日吉祥寺タワーレコードにてCD発売を記念してインストアライヴを行う。


アメリカの二つのラジオショーで東ボブ&ネバメンバンドがオンエアされる。
曲は番組名Bob dylan Radio Hour#5では『Million Dollor Bash』、Psychedelic Psupper#179では『Kockin'on Heaven's Door』(どちらとも1stCD夜のうた収録バージョン)でした。

●音楽出版社CDジャーナルのムック本カヴァー&トリビュート A 級傑盤セレクト100 の#96で1stCD『ザ・ミッドナイト・スペシャル』が紹介される。
その他にも日本人による3大アーティスト地カヴァー品評会のコーナーで中山康樹さんに品評される。

●リットーミュージック社のギターマガジン 7月号のDISC REVIEW で『グレイテスト・ヒッツ』が紹介される。

2006年池袋にボブ・ディランをコンセプトにしたカジュアルバー“PolkaDots”をオープン

●2006年刊行の音楽的日乗スローハンドvol.1に“ボブ・ディランPHOTOギャラリー(東京ボブとディランを語る)”が掲載される。

●別冊StereoSound BeatSound 2006 No.7に“東京・池袋にボブ・ディランがいた カフェ・バー『ポルカドッツ』を訪ねて”が掲載される。
この頃から、ギター天野直人氏、ベースじゃいあん氏、ドラム堀江氏、ペダルスティールバッキー清水氏等によるバンドJokermenと共に、曙橋バックインタウンとポルカドッツにての定期的なライヴ活動を始める。

2006年11月9日Daikanyama“晴れたら空に豆まいて”にて開催された『ボブ・ディラン・サミット〜世界の友と、ディランを語り、歌う一夜』に出演する。出演者は、ロビン・ヒッチコック、スコット・マッコーイ、和久井光司&セルロイド・ヒーローズ、中川五郎、稀月真浩、菅野ヘッケル、萩原健太、湯浅学、中村とうよう(VTR出演)他。東ボブはロビンさんから、「お前と一緒にツアーを回りたい」というありがたいお言葉を頂いた。

● シンコーミュージックTHE DIG No.48 2007 SPRINGの“関係者が選ぶディランのアルバム・ベスト10”の中で東ボブが選んだベスト10も掲載される。
2008年6月28日東京キネマクラブにて行われた、漫画家浦沢直樹主催ロック・イベント『ボブ・ディラン・サミット』に参加。出演者:浦沢直樹、小室等、あがた森魚、PANTA、中山ラビ、和久井光司、The Ma’am、THE DUET、東京ボブ・ディラン。最後は出演者全員がステージに上がり、東ボブが歌う「Like A Rolling Stone」で終演。

●博多の会員制クラブのママが発行なさっている雑誌『LB中州通信』No.259 2008に“愛すべきニセモノたち東京ボブ・ディラン”と題してインタビュー等掲載される。

●AERA ’08.8.11号に東ボブライヴの記事が写真と共に掲載される。

●2009年散歩の達人ブックス「東京ロック地図」に東ボブのインタビュー記事と別にポルカドッツの店舗紹介も掲載される。

●2009年5月17日付けの「Japan Times」一面に東ボブ記事掲載される。この記事になったLIVEからベーシストが青柳将一氏に変わる。
http://www.japantimes.co.jp/life/2009/05/17/general/tokyos-song-and-dance-man/#.Vw4VnZVf305

2010年2月20日渋谷タワーレコードB1stageにて行われた祝ボブ・ディラン来日の為のトークショー&東ボブミニライヴに出演。トークショー出演者は、菅野ヘッケルさん、鈴木カツさん、宇田和弘さん、立見伸一郎さん。

2010年3月ボブ・ディラン日本初のライヴハウスツアーのために久しぶりに来日。

本家来日直後の東ボブのライヴはもちろんオルガン演奏。この頃から東京60wattsのギターリスト佃太郎氏がギターとしてバンドに参加。

● レコード・コレクターズ誌2012年10月号に「ボブ・ディランベストソングス100」にライターとして執筆。同誌11月号の「大鷹俊一のレコード・コレクター紳士録」にも掲載される。

● 週刊朝日2013・4・12号にポルカドッツの記事で紹介される。

● レコード・コレクターズ誌2013年10月号の『アナザー・セルフ・ポートレイト:デラックス・エディション』の「クロス・レヴュー」を執筆。 新しくギターにミノル・B・グッドを迎える。

2014年3月ボブ・ディラン来日、またもZeppツアー

2014年4月3日付けの「Japan Times」一面に本家ボブ・ディラン来日の記事と一緒に東ボブ記事掲載される。以下東ボブだけの記事

http://www.japantimes.co.jp/culture/2014/04/03/music/no-tickets-available-find-a-bob-dylan-related-event-to-get-your-fix/#.Vw4Wq5Vf304

2014年11月4日ニコニコ動画の2014アメリカ中間選挙16時間ぶっ通し!解説&実況生放送に出演し、トークと2曲演奏した。
視聴者からは井上陽水?という声が多かった。

2015年9月東ボブ初のロンドンパブツアーを敢行。

ツアーメンバー:Dr.Horie Kensuke ,Ba.Shoichi Aoyagi ,Gu.Minoru B Good
日程:9月24日“Betsey Trotwood”、25日“The Lamb Lewes”、26日“Dublin Castle Camdentown”、27日“The Islington” 移動と演奏だけであっという間に終わってしまったツアーだったが、ライヴは予想以上大好評! メンバー大満足。
ロンドンのディランファンは熱い!

● レコード・コレクターズ誌2016年1月号の『ザ・カッティングエッジ1965-1966』の「クロス・レヴュー」を執筆。 4月2日「ディスクユニオン」の新宿中古ロックCD館5Fにて、東ボブインストアLIVE敢行。

 

こうして今日もまた、永遠なるニセモノは彷徨い続けているのである。

みうらじゅんさん作 from MONOマガジン No.437みうらじゅんさん作 from MONOマガジン No.437

△このページTOPに戻る


Polkadots_website
Copyright (C) 2008 Tokyo Bob Dylan. All Rights Reserved.